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2010
09/29

先日、私の誕生日に、映画「十三人の刺客」を見てきました。
ストーリーは一行で書けます。
「老中の密命を受けた刺客たちが、極悪非道の明石藩主を、山の宿場町で倒す」

まず、この明石藩主(現将軍の弟、近々老中に就任予定)がひどい奴!
…どんな風にひどいか、言葉にしたくないくらいひどいです。
(このくだりは目を覆いたくなるシーンが続くのでグロテスクなのに弱い人注意!)
極悪人というより「病んでる」と書いたほうがしっくりくる、
それでいて生まれながらの家柄の違いが立ち姿から感じられる、
そんな難しい人物を稲垣吾郎がうまく表現したことで、
この映画の前半は成り立っていると言えると思います。

伊勢谷友介演じる山の民も、ストーリーに幅を与えています。
13人の中で唯一の非・サムライ、道に迷った刺客たちと偶然出会い、仲間に入ります。
彼の存在のおかげで12人の侍たちの「正義」が相対化され、
単純な「サムライ礼賛」映画になることをまぬがれています。
しかもありえないような下ネタまで担当してる^^

前半の、夜の闇の深さがまたよかったです。
女性のリアルなメイク(薄眉、お歯黒、ムラのある白塗り)や
博打打ちのテラテラした刺青の背中、計画を嗅ぎつけた明石藩士の刀身が
暗がりの中に現われるとぞくっとしました。
夜ってほんとはこんなに暗い、ってこと、普段はすっかり忘れているけど
陽の光ってありがたい、と改めて思いました。

セクスィー部長の時とは全然違う知的な沢村一樹や、
「相棒」の鑑識さん、「ゲゲゲの女房」の倉田くんなど、
今見たい俳優さんたちの、ギラギラした表情が見られるのもいい。
客席は年配男性率がとてつもなく高かったですが、
草食系男子ばっかじゃつまんなーい、という女子にもおすすめします。
胎教にはよくない映画です、たぶん。

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プロフィール

yomecoco

Author:yomecoco
江戸川区南葛西で建築設計のお仕事をしている関西人。
6歳の娘(ここ)、1歳の息子(あっちゃん)、主人との4人暮らし。
10年以上のMacユーザー、読書好き、アート好きの
基本インドア人間です。が、
2011年5月から、産後太り防止のためにジョギングを始めました。
また、妊娠中に再開した編みもののすっかりはまって、毎日少しずつ編み編みしています。

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