--
--/--

スポンサーサイト

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010
09/20

上村松園展

アート鑑賞

東京国立近代美術館で10/17まで開催中の
「上村松園展」を見てきました。

syoenomote.jpg
左「焔」(部分)(9/26まで展示)、右「序の舞」(9/28より展示)

ほんとはここも「かわいい女の子の絵みたーい!」と行きたがってた展覧会なのですが、
まだまだ本調子じゃないのでこの日はお父さんとお留守番。
連休中ということもあり、チケット買うのにも10人×3列ほどの混雑で、
連れてこなくてよかった…と思いました。
とはいえ会場中ほどまで進むとゆったり見ることができ、ほっとしました。

展示は10代の作品から始まります。
その頃からほんとに上手い!
絵のうまい人は若い頃からとびきりうまいんだ…とため息が出ました。
初期の作品からは浮世絵を肉筆画にしたような雰囲気を感じます。

特に印象深かったのが展覧会前半の山場とも思える2枚の「怖い絵」です。
上のチラシの左側の「焔」は六条御息所の生霊を、
下の「花がたみ」は継体天皇へのつのる想いの末錯乱した女性を描いています。

hanagatami.jpg

どちらも報われない恋情ゆえに追い詰められた女性の表情をテーマにしています。
表情すら失った「花がたみ」のほうが、私にとってはより「怖い」かな…
精神を病むほどの恋、というのは私には想像つかないです。
(生霊になるのもすごいけど、嫉妬のほうがまだ理解できる範疇にある気がします)

「焔」の展示は前期のみなので、
2つの作品を同時に見比べられるのは9/26までとなります。

また「花がたみ」を描くためのスケッチも見ることができます。
このテーマを描くために、体の向きや手の位置を変えた
様々なポーズを検討したことがわかり興味深いです。

「焔」を発表したのち、しばらくは大きな展覧会への出品はなかったそうです。
その後は激しい感情表現は抑えられ、女性の一瞬の表情を永遠に凍結させたような
作風が確立されていったようです。
そんな中、「母子」(下のチラシの一番右)のようなやわらかな作品は
ほっこり幸せな気分にさせてくれました。

着物を着たくなったり、襦袢はやっぱり朱鷺色がいいかなー?とか
うなじをきれいに保たなくては!と思ったりと
女子力アップにもなりそうな展覧会です。

syoenura.jpg


にほんブログ村 美術ブログへ

スポンサーサイト

テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。

ジャンル:学問・文化・芸術

09/20 22:30:17

CM

NAME
TITLE
MAIL
URL
PASS (削除時に必要)
SECRET 管理者にだけ表示を許可する
COMMENT&
DECORATION

TB

トラックバック

http://yomecoco.blog28.fc2.com/tb.php/637-13fd8208

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 美人画展には必ず出てくる上村松園。大体がおとなしい画であるが、たまには例外がある。「日展100年展」に出てきた《花がたみ》はその一つ。ということで彼女の全体を俯瞰する回顧展に出かけてきた。1章 画風の模索、対象へのあたたかな眼差し: 12歳で京都府画学校に...
東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1) 「上村松園展」 9/7-10/17 東京国立近代美術館で開催中の「上村松園」展へ行って来ました。 初期の珍しい作品から素描までを含めた計100点規模の、まさに「殊玉の決定版」に相応しい展覧会です。実は私自身も松園が大好...
東京国立近代美術館で開催中の 「上村松園展」に行って来ました。 上村松園展公式サイト 「女らしい」ことが貴ばれぬ現代に於いて、「美人画」を面と向かって称賛することは、ともすれば「恥ずかしいこと」のように思われてしまう嫌な時代。 景気もろもろ先行...
プロフィール

yomecoco

Author:yomecoco
江戸川区南葛西で建築設計のお仕事をしている関西人。
6歳の娘(ここ)、1歳の息子(あっちゃん)、主人との4人暮らし。
10年以上のMacユーザー、読書好き、アート好きの
基本インドア人間です。が、
2011年5月から、産後太り防止のためにジョギングを始めました。
また、妊娠中に再開した編みもののすっかりはまって、毎日少しずつ編み編みしています。

RavelryのProjectページはこちら。

いくつになった?

Favorite

最近読んだ本

検索フォーム

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。