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2010
11/27

円山応挙 空間の創造

アート鑑賞

三井記念美術館で明日(11/28)まで開催の
「円山応挙 空間の創造」展を駆け込みで見てきました。

oukyoomote.jpg

三井の限られた展示スペースに、あまたの応挙作品をどう厳選して展示するのかな、
と気になっていました。
今回の展示テーマは
「紙という平面に、どうやって奥行ある空間を表現したか」
という1点に絞られています。

展示室1は若い頃に手がけた眼鏡絵(レンズで覗くと立体的に見える風景画)
から始まりました。
眼鏡絵の技法を習得することで、遠近法をものにしたのだそうです。

次に展示室2にひとつだけ、大切に置かれているのが
京都の相国寺に伝わった「萬誌」という小さなノートです。
小さな字でみっちり書き込みがされていて、その中に「遠見の絵」という
応挙の絵画理論のようなものが書かれています。
かいつまんで言えば
「離れて見てOKなら、細部がおかしくてもかまわない」ということのようです。

その後はこの「遠見の絵」という考え方を実践したであろう
屏風や襖といった大作が主に続きます。

根津美術館所蔵の「藤花図屏風」
huji.jpg
藤の幹は墨一色、葉と花は鮮やかな彩色で、
そして藤の幹が絡んでいるであろう支柱的なものは一切なし。
なのに引きで見れば、これでいいなあと思います。まさに遠見の絵。

国宝「雪松図屏風」
matu.jpg
右双左双バラバラに見ると、こんな形の松ってヘンでしょ。と思う。
なのに二双一緒にしばらく眺めているうちに、そんなことは全く気にならなくなる
不思議な絵です。

この藤と松の2作品、全くタイプの違う植物を扱っているのに
斜め方向に動きをつけ、左端には直立に近いオブジェクトを置いて空間を引き締める、
そして中心部に空白を残して奥行きを感じさせる、という画面構成はすごく似ています。

大乗寺の「松に孔雀図襖」
matukujyaku.jpg
松葉1本1本が太くくっきりしていて
「松の葉ってこんなんじゃないやろ」と不自然さすら感じます。
しかし見ているうちに金箔を全面に貼った襖で、「近くにある感じ」を出すには
この太さと濃さが必要だとわかります。

この屏風がある香住の大乗寺には
応挙の屏風が他にもたくさん残されています。
一度ゆっくり出かけてみたい場所のひとつです。
元兵庫県民だし近くまでは何度も行ってるはずなんだけど、
当時は「スキーと温泉とカニ」にしか目が行ってなかったからなあ。。もったいない。

oukyoura.jpg

さて、ちょうど昨日から臨月に入りました。
おなかの張りが少々強い(張り止め薬をもらっています)ようなので
これでしばらくアート鑑賞はお休みになると思います。
来年、赤ちゃんを抱っこして多少遠出できる時期になるまで
しばらくは自宅でアートブロガーさんたちの記事を読んで、
行った気になることにしようと思います。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。

ジャンル:学問・文化・芸術

11/27 17:40:31

CM

よめこさんが行った気分になれるように
がんばりまーす。
よめこさんも風邪とか気をつけてね。
もちろんここちゃんも旦那さんも。。。

もうすぐ

産まれるんですねo(^o^)o。
よめこさんもここちゃんも風邪ひかないようにして下さい。

せいなさん→
(コメント承認遅くなってゴメンナサイ)
「行った気になれるブログ」、よろしくお願いします^o^/
せいなさんも先日の山口強行軍で疲れ溜まってないですか?
ノロも流行ってるみたいだしお互い気をつけましょうね。

ちょっと高いさん→
(コメント承認遅くなってゴメンナサイ)
もうすぐ産まれますよー!もう産まれてもOKの時期です。
来年は(お酒は無理かもしれないけど)
1度くらいは皆さんとお会いできるといいなあ。
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プロフィール

yomecoco

Author:yomecoco
江戸川区南葛西で建築設計のお仕事をしている関西人。
6歳の娘(ここ)、1歳の息子(あっちゃん)、主人との4人暮らし。
10年以上のMacユーザー、読書好き、アート好きの
基本インドア人間です。が、
2011年5月から、産後太り防止のためにジョギングを始めました。
また、妊娠中に再開した編みもののすっかりはまって、毎日少しずつ編み編みしています。

RavelryのProjectページはこちら。

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